あらすじ
リュビンハイゲンでの騒動が丸く収まったことを祝し、ホロとロレンスはノーラと食事をしていた。しかし、体調を崩したホロは、不覚にも宴会の最中に倒れてしまう。そんなホロを見て、ロレンスは看病をしようとするのだが……? シリーズ初のホロ視点で語られる書き下ろし「狼と琥珀色の憂鬱」ほか、ロレンスと出会う前のホロの旅を描いた「少年と少女と白い花」、港町パッツィオでの二人の買い物風景「林檎の赤、空の青」など、「電撃hp」に掲載され好評を博した2編を収録。
感想
俺も、もふもふしてぇ。(最悪だ
それはさておき、続編かと思っていたら短編集だった今作。何気に「少年と少女と白い花」が物凄くツボでした。普段がホロとロレンスの素直じゃないやり取りばかりですから、クラスとアリエスのやり取りが凄く新鮮に感じました。
あと、クラスは最後カッコ良かった。少年が成長する話って本当に良いもんです。アリエスも可愛いし、こういう話は大好きです。
それ以外では、他の短編も普段見られない一面が見れて良かったですね。特に、ホロの視点で語られた話なんかは、もっとクールなのかと思っていた分、ギャップがあって良かったです。
総括
「少年と少女と白い花」は続編が読みたいなぁ。
総括:★★★+