あらすじ
世界は穏やかに滅びつつあった。「喪失症」が蔓延し、次々と人間がいなくなっていったのだ。
そんな世界を一台のスーパーカブが走っていた。 乗っているのは少年と少女。彼らは、学校も家も捨てて旅に出た。目指すのは、世界の果て。
少年と少女は旅を続ける。記録と記憶を失った世界で、一冊の日記帳とともに。
感想
最初読み始めると違和感を感じるわけですが、読み進めると理由が分かります。そのあたりは若干ネタバレなので省略します。
なんというか、こういう話はいつ爆発するか分からない爆弾を抱えているような気分になるので、正直読むのが辛いんですよね。現に、ボスの話なんか結構凹みましたし…。
でも、3章のように前向きな話もあるので嫌いじゃないですが。
少年の少女の掛け合いも楽しめるそんな1冊といった感じです。
総括
少年と少女の旅の続きが気になる。
でも1巻完結かなぁ。
適合度:★★