おおきくなりません



あらすじ

誰にも会わない。どこにもいかない――。
引きこもり歴十年。家でひっそりと僕の帰りを待ち続けている同居人の麻巳美を、僕は誰よりも大切に思っていた。でもその麻巳美が、ある日突然「女子大生」になってしまった!
いろんな傷を抱えながらも、すこしでも「おおきく」なろうとする不器用なふたりのコミカル&ハートフルな物語。

感想


別にタイトルで買ったわけではないですよ?(マテ

ちなみにこの小説のヒロインは幼女ではありません。



この小説読んで最初に思ったのは、国語の教科書に出てくるような文章だなぁってことです。
そして私は実はそういう文章が苦手orz
誤解しないでいただきたいのは、この小説がつまらないというわけではないんです。ただ、私がそういう文章が苦手だってだけです。



しかし、不思議な話だった…。
35歳のおねえさんが「おおきく」なろうと奮闘する(?)話ですが、タイトルどおり「おおきくなれません」。でも、少しずつ前に進んでいる感じかなぁ。



そして、登場人物が一部物凄くファンキー。
いつも熊の着ぐるみを着ている三木・元幸・エリクソン先生、人の夢の中に入れるアグネス・メイファ先生、超能力者(?)K・T・NISHIMURA先生。
普通の話の筈なのに、こういう方々がなんの前フリも無く唐突に出てくるので物凄く困惑しました。



とにかく表現しづらい物語なんです。
読んでて、どこか地に足がついていない様な不思議な気分でした。


総括

やっぱり苦手かも…。

適合度:★+