- 作者: 夏海公司,森井しづき
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2009/10/10
- メディア: 文庫
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あらすじ
人とアポストリ、学と葉桜、それぞれの関係の緊張が高まっていき、本格的な開戦まで猶予のない中、学はぎりぎりの決断と行動を求められる。はたしてその決着は!? 堂々の完結編!
とりあえず
ネタバレ注意
感想
近未来ボーイ・ミーツ・ガールのこのシリーズも遂に最終巻。
4巻まではどんどん悪い方向に話が進んでいたのでどうなるかと思っていたんですが、読み終わってみれば非常に良かったです。
特に、学や茉莉花が劣勢の中から周りの人達や状況を変えて、攻勢に転じるまでの展開は緊迫感があって目が離せませんでした。
あと、あの灯籠がデレたんだからびっくりだよ。(ぇ
でもまあ、デレたと言えば葉桜でしょうか。
読み始めたときは、回想っぽい描写も相まってヤンデレになるんじゃないかと危惧したものですが、なんというか、これ以上無いくらいデレましたよね。
けど、銃弾飛び交う中、学に舌先三寸でメロメロにされたときは本当にどうしようかと思いましたが…。
それから、4巻のときの憶測も一応当たってましたけど、あれって星祭は知らなかったんじゃないかという気がしないでも無いですが、どうだったんだろう?
なにはともあれ、とりあえず大団円。
なんだかんだで良いシリーズで、とても楽しめました。
総括
全5巻ということで気軽に読める良いシリーズだと思います。
惜しむらくは、委員長のビジュアルが無かったことか…。
適合度:★★★+