狼と香辛料〈11〉Side Colors2

狼と香辛料〈11〉Side Colors2 (電撃文庫)

狼と香辛料〈11〉Side Colors2 (電撃文庫)


あらすじ

 ロレンスたちが港町レノスで出会い、その後ケルーベまで追いかけることとなった、美しき女商人エーブ。貴族であった彼女が、いかにして今のような商人となったのか──? “もうひとりの狼”エーブの過去を描く読みごたえ満点の書き下ろし中編『黒狼の揺り籠』。
 ホロとロレンスが立ち寄った村では、村人たちが諍いを起こしていた。それを解決するため、ホロが思いついたとんでもない方法とは!? 旅の途中の事件を切り取った短編『狼と黄金色の約束』。
 ある晴れた日に、一枚の地図を見ながらホロとロレンスが思い立った素敵な寄り道を描く短編『狼と若草色の寄り道』。

感想

積み本消化中。


久々に読んで、コルどこ行ったのかと思ったら短編集だったでござる。


“たわけ”なロレンスの話が2話と、エーブの過去の話。

最初の話で、確かに記憶に残りそうだけど凄い方法だなぁ。
俺も今度やってみようかと思ったけど、若くないから無理か…。


エーブの過去の話は良かった。
もっと悲惨な過去があったかと思っていたのですが、そうでもなくてちょっと安心しました。
でも切ないですね。
そして商人怖ぇ…。
ほんと、この小説の商人はどこまでもストイックですよね。

総括


面白かったです。

適合度:★★★