Depend on me 前編


やるって言っておきながら随分遅くなってしまいましたが、今度こそ本当に解説やります。(※今回は前編です)

というわけで、今回はドラム専用曲のDepend on meの解説です。

この曲は初代ドラムマニアに収録された曲ですが、手順の面倒さもあり、「WAZA」、「Happy Man」、「River Crossin'」と並んで当時の最難関曲の一角でございました。

余談ですが、この最難関曲を山の十合目と例えるなら、当時の私は一合目あたりで頓挫していたので、とてもじゃないけど出来る気がしないと恐れ戦いていたのも今では良い思い出(トラウマ)です。



目標値

そんな・恐怖の象徴ですが、現在では中級者入門程度の曲になってしまうんですから、時代の変化と人間の成長というのはつくづく恐ろしいものでございます。

そんなDepend on meですが、現在はレベルが5.95となっており、手順が難しい割にあまり美味しくないので、赤ネを目指す場合、フルコンでもしない限りはスキル対象にもし辛い曲だったりします。

ただ、その手順がいろいろと練習になるので、フルコン目指すのを理想としつつ、適度に練習するのが良いと思います。



それではいつもどおり解説していきます。



開幕

先ずはタムの洗礼。

これは右から入れば素直に回せる配置なので特に問題無いかと思いますが、戻りながら進むような手順なので馴染むまでがちょっと引っかかったりするかもしれませんね。

これもFT叩く練習になるので良いと思いますし、これの速いバージョンが星宿る空の下でなんかにあるので、慣れておくと応用が効くようになるかと思います。



ハイハット刻み

次にハイハット刻みが来ますが、一見普通のハイハット刻みに見えて実は12分ですかね?(今採譜してて気付いた)

私は目押しで叩いていたのであまり気にしていなかったんですが、8分の感覚でやると外すので注意です。




フィルその1

ここからいろんなフィルが登場しますが、全部手順が違うので頑張りましょう

今回のHT→LT→HT→SN→FT→LT→RCですが、私はHT(左)→LT(右)→HT(左)→SN(左)→FT(右)→LT(左)→RC(右)でやっていた筈。

この場合、HTとSNを左手で拾うことになるんですが、これが無理なら最初のHTを右から入ってRRLRLRという手順にするのもありです。

基本的にやりやすいようにやれば良いんですが、ただ、一つ気を付けたいのは交互に叩くことを意識してHT(左)→LT(右)→HT(左)→SN(右)ってやると、次のFT拾うのが大変なのでそれは避けた方が良いかも。



フィルその2

これは右から入れば素直に拾える配置なので問題無いと思います。

その1にもありますが、気を付けたいのは最後の2連バスですかね。




フィルその3

さすがにこれが出来ないということは無いと思うので、以降、同系統の箇所は省略します。




フィルその4

フィルその1のFT→LTの部分がFT×2になって、2連バスが無くなったパターンですね。

手順的なものはその1で解説したものとほぼ同じ感じでやれると思います。



フィルその5

これも簡単なので拾えないということは無いと思います。

ただ、LT×2を叩く際に左から入って交互に叩くか、右だけで2回叩くかの二通りのやり方があると思います。

まあ、やりやすい方をやれば良いという話なんですが、交互で叩くとSN+HT拾うときに事故が起こりやすいので私は基本的にはLT×2を右手だけで拾っています。



フィルその6

前半最後のフィル。

長いので画面詰めている所為で見辛いかもしれませんが、ご容赦ください。

さて、この面倒な配置ですが、気を付けたいのは最初のSNとFTが同時になっていることでしょうか。

手順ですが、私は、HT(右)→SN+FT(両手)→HT(左)→LT(右)→HT(左)→LT(右)→FT(右)→SN(左)→LT(右)→HT(左)→LC(右)という感じで拾っていた筈。(うろ覚えですが)

たぶん、最後のLCを右で拾う以外はこの手順でやるのが良いと思います。


どうやったらこの手順が出来るようになるかですが、体感的なものなので、相変わらず慣れてくださいとしか言い様が無いので、まあ頑張ってくださいとしか言えません。

何回もやっていればそのうち出来るようになると思います。(保障はしかねますが)





おわり

ちょっと時間の都合などで前後編になってしまいました。

というか、この曲、解説する箇所が多すぎるんですもの…。


後編ではあの面倒な部分の解説をするわけなんですが、交互叩きの動画もまだ編集終わっていないので、それも含めてもう暫くお待ち下さい。(たぶん2,3週間くらい…)


それはそうと、この曲はいろいろな手順なんかが練習できる曲なので、スキル対象になるならないに関わらず地力を付ける練習としてお勧めだと思います。

フルコンは、正直、ハードルが高すぎると思いますが、個々の箇所を練習するだけでも価値があるので、フルコンに拘らずやるのが良いかと思います。