前回、OSのインストールまで終わらせたラズベリーパイですが、あれからあまり使っていないものの、せっかくなので今回は中身を軽く紹介してみようかなと思います。
デスクトップ画面
起動するとこんな画面になります。
基本的に普通のPCとあまり大差無い感じです。
タスクバーが上にありますが、これは設定で下に変更できるくらいの柔軟性もあります。
余談ですが、今回はWindows側からリモートデスクトップで操作しながらスクリーンショットを撮ったりしています。
そういうリモートデスクトップようのツールが最初からインストールされているのも便利だったりします。
WEBブラウザ
デフォルトではChromiumがインストールされています。
その下に表示されているTeamViewerってのは私がラズベリーパイ側からWindowsPCをリモート操作するためにインストールしたものですが、これはデフォルトでは入っていません。
他にもFireFoxだとか、Midoriという軽量ブラウザなんかも動くそうですが、私は今のところインストールしていません。
動画の再生も出来ます。
映っているのは『バンめし♪』のPVですが、例の7インチディスプレイでは特に問題無く再生できていました。
もっとも、リモートデスクトップで見るとさすがにカクカクした再生になりましたけど。
ゲーム
「ゲームなんてあるの?」と思うかもしれませんが、何故かMinecraftが入っています。
とは言っても、プログラムなどの学習の用途で入っているものらしいのでいくつか違う点があるらしいですが。(私はやっていないので詳しくは分かりません)
あとはPythonというプログラム言語で作られたゲームがソースコードと共に入っているんですが、こっちは完全にプログラムの学習用ということで、非常にシンプルなゲームがいくつかある程度です。
それ以外のゲームについてなんですが、先ず、ラズベリーパイってCPUのアーキテクチャが他のPCと別物ということもあって、Windowsのゲームはもちろんのこと、Linuxのゲームも殆ど動きません。(x86系のものは動かない)
一応、Linuxのゲームでもラズベリーパイで動くように調整されたものもあるので、それについてはまた別の機会に語ってみたいと思います。
余談ですが、LinuxでWindowsのプログラムを動かすWineというソフトがあるんですけど、これもラズベリーパイでは動かないので、Windowsのゲームを遊ぶことは絶望的に無理だったりします。
ソフトウェア管理
ソフトウェアの追加や削除は、aptコマンドで実行する方法もあるんですけど、画像のようなUbuntuにあるソフトウェアセンターみたいなツールで実行も出来ます。
画像ではゲームの項目を表示させているんですが、見てのとおり英語で、しかも関連するパッケージなんかも一気に表示されるものだから、どれをインストールすれば良いのかよく分かりません。
選択しているのはたぶん「0 A.D.」って割と有名なゲームだと思いますが、ラズベリーパイでこれ動くの?と半信半疑だったりします。(面倒なので試していない)
プログラミング
プログラミング関連はこんな感じですが、私はプログラムやらないのでよく分かりません。
主にPythonの開発環境が整っている感じで、あとはScratchなんかはビジュアル的にプログラムが出来る学習ツールのようなものらしいです。
それから、MathematicaやWolframというのが数学関連で使うツールで結構良いお値段がするものらしいんですが、それも無償で使えるようです。
もっとも、私はどれもこれも使うことが無さそうなので縁の無い話ですが…。
アクセサリ
テキストエディターやイメージビュワーやPDFビュワーなどあります。
Linuxだとこういうのも自分で探してきてインストールしないといけなかったりすることがあるから、最初から入っているのはありがたいですね。
音楽や動画を再生するソフトは入っていないっぽいので、これらは自分でインストールする必要があるみたいです。