今回は趣味の話でございます。
先日、Linuxのディストリビューションを調べていたらZorin OSのバージョン15のベータ版が公開されているのを見付けたので、ちょっと試してみることにしました。
あと、RPGツクールMV製のゲームについてちょっと知見を得たので、それも書いてみようかと思います。
今回もいつもどおり仮想環境(VirtualBox)にインストールしていますが、VirtualBoxもバージョン6が出ていたので、これもアップデートしておきます。
VirtualBox
VirtualBox6.0の画面はこんな感じです。
トップ画面はそのままで、仮想HDDの設定のインターフェースがより分かりやすくなっていました。
ちなみに、名前が「Zorin 12.2」になっていますが、以前使っていた仮想HDDの設定をそのままにしていただけで、そこにZorin OS 15をインストールします。
Zorin OS 15
早速インストールしたのがこちら。
外観は特に変わっていないですかね。
少し気になったのは、バージョン12はこの設定で特に問題無く動いていたんですけど、このバージョン15は全体的な動作がちょっと重いような印象を受けました。
仮想環境のスペックを最小限にしているのが原因だと思うので、以前よりもスペックが必要なのかもしれません。
それから、バージョン12ではデフォルトのブラウザがChromiumでしたけど、今回はFireFoxがインストールされていました。
あと、Mozcが最初からインストールされているので、追加インストールせずに日本語入力ができます。
設定画面は割と変わっていました。
他は私はあまり使っていなかったこともあってあまり把握していません。
wine
Zorin OS 15ではwineがデフォルトではインストールされていないので自分でインストールしました。
ちなみに、インストールされるwineのバージョンは4.0でした。
Zorin OS 12に入っていたバージョンは2.0でしたから随分バージョン上がったんだなぁと思いました。
RPGツクールMV製のゲーム
RPGツクールMV製のゲームについては以前も試していて、そのときは全く動かなかったんですけど、今回はwineのバージョンも上がっているのでいけるんじゃないかと思ったんですが、結果はダメでした。
ウィンドウは出るものの、そこから全く進まないので前回と同じ状況です。
このあたりは原因も分からないので改善もできないんですよね。
で、いつもならこれで話は終わりなんですが、ちょっとRPGツクールMVの機能を調べていたら、ブラウザでも遊ぶことが出来るらしいということを知ったんですよ。
「らしい」って書いたのは、ググってもそれらしい情報が出てこなかったのでよく分からなかったんですが、とりあえずゲームフォルダ見てみると、「www」フォルダの中に「index.html」ってファイルがあるので、これをブラウザに突っ込めば良いのかなぁと思ってFireFoxに放り込んでみたところ、
あ、動いた。
動作も特に問題無さそう。
というわけで、ブラウザでならLinuxでもRPGツクールMV製のゲームが動くという話でした。
まあ、wineで動かすことができなかったのは残念ですが、遊ぶ方法が見付かったのは良かったです。
てか、ブラウザベースで動かすってことはほぼ環境の影響を受けませんから、Windowsのゲームを遊ぶ上ではある意味一番安定した遊び方ですよね。
そんなわけで、Zorin OS 15のベータ版をを試してみたのと、RPGツクールMV製のゲームを動かしてみた話でした。