今日はちょっと趣向を変えてPCエンジンのゲームのお話します。
ひとまず、最初にPCエンジンminiを開封したので、そっちもちょっと紹介。
左がPCエンジンminiで、右が私が所持しているPCエンジンの実物です。
PCエンジンの実物がそれほど大きくないこともあって、PCエンジンminiとそこまでサイズ的な差が無いような印象を受けます。
PCエンジンはコントローラーの接続口が1つだけですが、PCエンジンminiの方はUSB形式のコントローラーの接続口が2つ付いています。
映像出力の端子とかの部分はPCエンジンminiでは再現されていないようです。
ここからPCエンジンのゲームの方の話になります。
PCエンジン本体を出してきたついでにゲームの方も引っ張り出してきました。
写っているのは、『カトちゃんケンちゃん』という、PCエンジン初期の名作でございます。
ちなみに、PCエンジンminiには『J.J. & Jeff』という登場キャラクターを変えた海外版の方が収録されていますが、ゲーム部分は同じだった筈です。
今更ながら説明すると、PCエンジンのゲームってROMがカード状なんです。
見てのとおり、かなりコンパクトな形状だったこともあり、後に発売されたPCエンジン GTというゲームボーイみたいなモバイルゲーム機にもそのまま使えたので、かなり先鋭的だったように思います。(尚、お値段は…)
この『カトちゃんケンちゃん』、見てのとおり、実在の加藤茶さんと志村けんさんがモデルとなっております。
これは、昔のテレビ番組の「加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ」というバラエティ番組内で御二人が探偵役に扮していろいろなことをしたりするコメディドラマがあったんですが、この設定の部分がゲームの元ネタだったりします。
テレビ番組で放送していたのが1986年から1992年くらいまでですから、30代後半以上じゃないと知らないですね…。
レトロフリークで起動。
PCエンジン本体は既に壊れていて動かないんですが、ゲームの方は無事なのでレトロフリークで動かしてみました。
何もかもが懐かしいです。
ちなみに、これ、どういうゲームかと言うと、一言で言えばアクションゲームです。
カトちゃんか、ケンちゃんのどちらかを操作キャラとして選択すると、もう一方はゲーム内でサポートしたりお邪魔キャラとして出てきたりするのでそのあたりも面白かったりします。
ゲーム始まっていきなりこれですからね。
当時どうだったかは知らないんですが、いろいろとアウトすぎてPCエンジンminiには収録できなかったんじゃないかなと。
尚、これは背景というわけじゃなく、蹴るとボーナス点が入ります。
当時だったから良かった(?)ものの、今やったら確実に怒られるやつじゃないでしょうかね…。
もっとアカンやつ。
何をしていたんでしょうかね。(すっとぼけ)
一応、当時を知らない方のために誤解の無いように言っておきますが、このゲームが発売されたのは昭和末期ですけど、この頃はトイレはちゃんと普及していましたから、あくまでゲーム表現ですからね。(ウォシュレットはまだ無かったと思う)
あとはこんなのもあったり。
一定時間しゃがむとオナラが出ます。(音あり)
たしか、PCエンジンminiの『J.J. & Jeff』ではこれがスプレーに変えられていた筈。
まあ、そりゃ変えられもするかなと。
けど、ゲーム的な話になると、オナラとスプレーは出る方向が違うので、操作がちょっと面倒になるような気がしたり。
ゲーム内であちこち蹴ったりすると罠的な感じでう●こが飛び出してきたりすることがあるんですが、これは『J.J. & Jeff』で修正されたりしていないんですよ、たしか。
オナラがダメでう●こがOKというのも不思議と言えば不思議な気がします。
これ、テレビの方のネタでして、かなり有名なやつだったりします。
ゲーム内ではこの後、一定時間無敵になります。
ちなみに、『J.J. & Jeff』の方でもキャラ変えただけで同じ演出があるんですが、海外の人って元ネタ知らないだろうから意味分からなかったんじゃないかなぁと思ったり思わなかったり。
バカ殿様ってこの頃からあったんですよね。
『J.J. & Jeff』の方ではたぶん別の絵になっている筈なので、これは日本版だけだったような気がします。
あとは最後にちょっとヒント的なものを載せておきます。
このゲームってこういうヒントがかなり重要なんですが、『J.J. & Jeff』だとメッセージが英語だからちょっと苦労しそうな気がします。
「切り株の上を蹴る」ってのは↓こういうことなんですが、日本語でも最初気付かなかったりしますから。
足場が無くて進めない箇所なんですけど、切り株の上に乗って蹴ると足場が出てくるというギミックです。
割とこういう隠し要素が多いゲームなので、いろいろな箇所を蹴ったりすると思わぬ発見があったりします。
あと、穴だと思っても、落ちると実はヒントの部屋だったりすることもあります。
これは例外中の例外なんですが、ステージ1-4で、地上に出た直後のこの足場を蹴りで壊して穴に落ちてください。
そうすると、↓のようにステージセレクトできる部屋に行けますので。
さすがにこれは知っていないと見付けられないものですが、これは当時、雑誌か何かで公式が情報出していたやつだったような気がします。
電灯はハンマーゴングになっている場合があって、少し上の部分を蹴ると鳴ります。
たしか、移動速度か何かで点数があがったりするので、上手くやると一発で1upとかになる場合もあります。
昔は1upもほぼ百発百中だったんですけど、今日やったら全然出来ませんでした…。
まあそんなわけで、長くなりましたけど昔話とかヒントのお話でした。
『J.J. & Jeff』とは違う部分もあるかとは思うんですが、少しでも参考になりましたなら幸いです。