時載りリンネ! 1


時載りリンネ!〈1〉はじまりの本 (角川スニーカー文庫)

時載りリンネ!〈1〉はじまりの本 (角川スニーカー文庫)

あらすじ

本を糧に生き、200万字の活字を読むことで1秒だけ時を止められる『時載り』の女の子・リンネ。こんなささいな魔法の能力を持つ隣の家の女の子と僕の、物語のような冒険の話がページを開く――!

感想

キャラ読みすると凄く幸せになれる小説。(ぇ
なにしろ、金髪ツインテールの少女(たまにメガネ装備)がネコミミ(しっぽ完備)とかメイド服とかゴスロリだったり、ここで萌えなければどこでもえろと!?(表現には一部誇張表現が含まれています)
あ、お兄ちゃんにベッタリな妹キャラもいた。<もういいよ


・・・冗談はさておき、感想。

とある本を拾うことから始まる12歳の少年少女のひと夏の冒険譚。
大雑把に言うとそんな感じの、決して派手ではないけど爽やかなストーリー。最初のカラーページの「わくわくする大冒険がしてみたいな」で始まる部分が、この小説を一番よく表してます。主人公たちの年齢が12歳というのも、感情豊かな年齢だから凄く良いですね。
読み始めて、設定が文学少女?と一瞬でも思ってしまったのはゴメンナサイ。
読みやすいしおもしろかったのであっさり読めました。ただ、若干、あの設定の話が唐突だったのと、特に説明がなかったのが気になったぐらいですね。

総括

冒頭のカラーページ見て何かを感じた人は読む価値アリかと。
内容も読みやすくてお勧めだと思います。


適合度:★★★