ほうかご百物語


ほうかご百物語 (電撃文庫)

ほうかご百物語 (電撃文庫)

あらすじ

高校生で美術部員の真一は、忘れ物を取りに戻った夜の学校で見知らぬ少女に出会う。
少女はとても美しくて、でもその瞳は銀色に輝いていて、しかも真一の血を吸いたいと言う。
少女の正体を “イタチ” だと見抜いて難を逃れた真一は、非常識にも彼女とある約束を交わす……。
ピュア可愛いイタチさんと普通の高校生・真一の、ちょっと不思議な放課後物語です。


とりあえず

イラスト見た瞬間に脳内でこのイタチさんのCVは平井理子さんで決定!
異論は認めない! 反論は許さない!(落ち着け


感想

イタチっ娘万歳!

以上!!(マテ



まあ、そういうわけで、第14回電撃小説大賞<大賞>受賞作。
前回の受賞作「ミミズクと夜の王」があまりにも凄かったものですから、どうしても色眼鏡でみてしまうんですが、そういう意味では普通という印象ですかね。(※もちろん一般レベルでは十分面白いですよ!)
感覚的に、佐藤ケイの「天国に涙はいらない」が近い気がしますが、あそこまで壊れてはいないわけで、逆にそのへんがちょっと物足りない気もしますかね。(まあ、あまり壊れてたら金賞になった気もしますがw)


ただ、特筆すべきはイタチさんの可愛さでしょう。
なんていうか、久しぶりにおしとやかな女の子に萌え転がった気がします。性格も控えめでツボなのに、時折、照れたり恥ずかしがったりする描写が最高でした

あと、話も手堅く纏っていて今後に期待って感じですね。


総括

百物語ってことは、百話までやるんですよね、これ?w
とにかく続編が楽しみ。


適合度:★★★+