第十三回、GUITAR FREAKS 7thMIX & drummania 6thMIX

見所

  • 楽曲大量削除
  • 難易度値の大幅変更
  • マルチセッション対応終了
  • GFにオープンピックモード登場
  • GFのツインギターモード廃止
  • GFのシーケンススピード統一
  • DMにオートハイハットとオートシンバルモード追加
  • DARKオプション登場
  • S判定の条件緩和とパフェ判定の範囲変更
  • ボーナストラックに専用エクストラとアンコールステージ登場
  • 蛹であさきがデビュー
  • 427奏法

楽曲大量削除

ある意味、旧作シリーズにおける大事件。
何曲削除されたのか正確には把握していないんですが、過去曲は半数以上削除されました
GF5th&dm4thあたりまでの楽曲が軒並み削除され、版権曲に至ってはほぼ全滅という大惨事。


前作は初心者ユーザーの獲得もそれなりにあったと思うので、そのユーザーがプレイするであろう版権曲まで削除しちゃったのはどうなんだろうと当時は思いました。

この大量削除の要因は後述するGFのツインギターモードの廃止によるデータ修正が多かったからなんじゃないかと思うんですが、詳しいことは分かりません。



難易度表記の大幅下方修正

前作までは逆詐欺気味であったレベル表記が全面的に修正され、今度は詐欺曲のオンパレードになりました

ドラムはCENTAUR赤DのレベルとCOSMIC COWGIRL赤Dのレベルが同じ81だったり、ギターは低い低いと言われていたCLASSIC PARTY3赤Gのレベルが更に下がって82になったり…。

全体的にも、現在の表記よりも10くらいは下だったと思います。



GFのツインギターモード廃止

今までのギターフリークスは2人プレイ(両方ギターパート)をするとツインギターモードというもので、1P側と2P側が譜面やギターパートが違うモードになっていました。

これはこれで非常に楽しいモードだったんですが、おそらく制作の負担はかなりのものだったと思いますし、何より2人でプレイされる機会というのもかなり少なくなってきたことにより、廃止になったんじゃないかと思われます。

実際、普通に譜面に音を割り当てるだけでもかなり大変なのに、ギターパート2つに加えてベースパートまで作っていたわけですし、当時はHDDの容量もかなり限られていましたから制作は相当大変だったんじゃないかと思います。

ただ、残念なことは、家庭用のギタドラの開発が頓挫してしまったため、このツインギターモードは家庭用ではGF4thまでしか存在しないということです。(後に発売されたMPSやMPGには非対応)

そのため、GF5thやGF6thのツインギターはかなりレアな存在となってしまいました。


マルチセッションの廃止

過去曲の大量削除によりマルチセッション用の曲も大体削除されてしまったため、マルチセッションも廃止されました。

この頃はキーマニ続編の希望も諦められつつありました…。


S判定の条件緩和と、パフェ率判定の変更

このバージョンだけ、S判定がパフェ+グレ94%以上でした。

後述するEXTRA STAGEの所為でアンコール進出がし辛いことへの対応だと思うんですが、1%でどうにかなるものじゃないというのは皆思うことだと思います。


また、パフェの判定が厳しくなったらしいです。(当時は知らなかった)
これがV3まで続いたわけですから、この判定でプレアンなんかを出せていた人は本当に凄いと思います。


オートハイハット、オートシンバルモード追加

オートシンバルはEXTRA STAGE対策その2といった感じかもしれません。

このオプションが一番使われそうな曲はデイドリだと思うんですが、このバージョンで削除されてしまいました。



EXTRA STAGE

MODEL DD2

長い悪夢の始まりとなるMODEL DDシリーズの登場でした。

この当時、DDが何の略かなんて知る由も無かったので、初見で何の疑問も抱かずにドラムのADV選んだら叩き落されましたorz

また、このときまで私はGFでオルタが全く出来なかったので(当時は100秒緑Bなどはフルダウンでやっていた)、緑GやBでも酷い目にあいました…。



それから、このシリーズからボーナストラック(現在のロング曲の専用モード)にもEXTRA STAGEが登場しました。
曲は、One Phrase Bluesでした。
ちなみにGFでボーナストラックからエクストラ進出した場合、プレイパートを引き継ぐ仕様は健在だったため、この当時はギターパートしかプレイできませんでした。(解禁も無かった)



ENCORE STAGE

今でも絶大な人気を誇るConcertino in Blueがこのときのアンコールでした。

…でしたけど、DD2の所為で幻のアンコールとさえ言われる程到達が困難でした。


到達が困難なのが予想されたためか、このバージョンでのみ、Sの判定がパフェ+グレ94%以上からと、今までよりも1%下げられましたが、DD2は1%下がった程度でS出るような曲じゃなかったです

ただ、このときはドラムはオートシンバルモードにしていてもアンコール進出は可能だったので、シンバル苦手な人はそれでどうにか出来なくも無かったものの、アンコールではエクストラからのオプションを引き継いでしまうため、オートシンバルのままアンコールをプレイする羽目になって非常に残念な感じになりました。

どうでも良いことですが、当時の私はADVで1度もアンコールに到達できませんでした…。

また、ギターでアンコールをプレイしたかったので、このときにオルタを覚えましたね。



それから、ボーナストラックのアンコールは、under control

「FIRE IN THE DARK」「Plastic imitations」と並んで悪3部作とも言われる作品で、Kevin Vecchione氏のボーカルが遺憾なく発揮された曲でした。


これも、エクストラがワンフレの所為でGFで到達するのが物凄く難しいんですよね…。

尚、当時のセッションはGF、dm両方でアンコール進出条件を満たさなければアンコールが出なかったためこのバージョンはセッション殺しでもあったと思います。



GFにオープンピックモードが登場

このバージョンからオープンピックモードが登場しました。

このときは、現在のように選曲画面から譜面を変更するのではなく、専用のモードとして選択してから選曲する方法でした。(その場合、ギターやベースへの変更は不可)

また、ベース譜面同様、過去曲にはオープン譜面の追加などはありませんでした。



あと、このバージョンから一般曲のベースモードはEXTが作られず、ADVまでのみになったと思います。
過去曲についてもEXT枠が無くなり、ADVまでになったと記憶しています。



あさきが蛹でデビュー

このバージョンからあさき氏が登場しました。

しかも、最初の曲があの「蛹」でした。

曲調に加えて、あの気味悪いクリップのおかげでプレイヤーの心をガッチリ掴みました?



あと、インパクトとしては泉さんのO JIYAなんかも結構インパクトありましたね。



427奏法

ロッキン赤Dのハイハットの刻みなんかを両手使って負担を軽減する叩き方の名称で、今は殆どのプレイヤーが習得しているスタイルですが、このときくらいに提唱されたらしいです。

名前の由来は、某掲示板のレス番号だとか。







あとがき

曲は良かったけど黒歴史
…そんな感じのバージョンだったと思います。


色合いと相まって全体的に暗いイメージがありますね。

前作で新規層を開拓できたような印象があっただけに、このときの大幅な変化には戸惑いました。

あとは、アンコール出せなかった悔しかった…。




さて、次回の昔話の更新ですが、今週と来週がちょっと忙しいので2週間ほど休むかと思います。
あと、まだ未定ですが、来週は今までと毛色の違う動画をあげるかも知れないです。