最近PCエンジンのCD-ROM2などが高騰していたりするという話

家の片付けの状況があまり芳しくないので、今回はPCエンジンの話などでお茶を濁そうかと。

私、昨今はPCエンジンのソフトの蒐集をしていて、ネットオークションやフリマサイトのチェックなども常にしているわけなんですが、去年の暮れあたりからPCエンジンの特にCD-ROM2あたりのレアソフトなどがあまり出てこなくなったり、それによって中古相場の値段も高騰したりしているっぽいので、そのあたりの話を観測した範囲でしてみようかと思います。


最初に最近インパクトがあったのがこれでしょうか。

PCエンジンminiにも収録されている「銀河婦警伝説サファイア」でございますが、先月の某オークションで中古品の落札価格が10万円となっていました。


これ、少し前の中古相場だと7万円台くらいだったんですが、今年くらいから出回ってこなくなってきたので高くなっている印象はあります。

それで、今の相場はたぶん8万円くらいになっていると思うんですが、このオークションで10万円になった要因としては、出品者であるこのストアの出品が軒並み高くなる傾向にあることと、「帯」が付属していることでここまで高くなったのではないかなと。

「帯」というのは写真内の左側に写っている紙切れのことですが、これが付属していることがコレクターにとっては重要なようで、特にプレミアソフトに至っては有る無しで値段に1~2万円くらい差が出る代物だったりします。

なんというか、蒐集というのは恐ろしい世界でございます。


念のために書いておきますが、この「銀河婦警伝説サファイア」というソフトは海外製のコピー商品も出回っていて、そちらは1万円前後くらいで取引されているものなので、この記事見て間違えたりしないようにご注意下さい



ちなみに、この「銀河婦警伝説サファイア」ってPCエンジン全体ではどのくらいのプレミアソフトなのかと言うと、私が知っている範囲ではたぶん10万円になるソフト(一般中古品)はこれと「デッド・オブ・ザ・ブレイン1&2」というソフトくらいだと思うので、ほぼトップのように思います。

尚、「秋山仁の数学ミステリー」という、ネットオークションでは私は一度も見たことが無い超レアなソフトがあるんですが、相場が20万円くらいになるらしいんですけど、購入現場を見たことが無いものなのでよく分かりません。



余談ですが、30年も前のソフトであるにもかかわらず未だに未開封の状態でオークションなどに出てくるソフトもあるので、そういうソフトは例外的にとんでもない値段になります。

これは中古品だと1万円前後くらいの値段になるものなんですが、未開封品だとこの有り様。

ほんと、恐ろしい世界でございます。



今結構ヤバいのが、こういう以前ちょっとレアだったソフトなんですよ。

このヴァージン・ドリームってソフトも1年くらい前まではまだそこそこ出てきていて、値段も3千円台くらいだった筈なんですが、去年くらいからオークションやストアなどにも全く出てこなくなって、先日、状態が良いものが出てきたと思ったらここまで値段が上がるという。

このソフトに限った話じゃないんですが、こういう中程度のレアなソフトが今は全然出てこなくなってて、その所為か値段も高騰し始めている気がして非常に怖いなと思っていたりします。

余談ですが、私はこのソフト持っているんですけど、購入したときは帯付属して3500円くらいで買えたんですよね…。



これなどは更にヤバいことになっているという。

確か、3年くらい前までは3千円くらいだったんですよ、これも。

ここ1~2年くらいで全く見かけなくなったんですが、1年くらい前までは未開封品でも9千円くらいで落札されたいたのに、つい先日、久しぶりに出てきたと思ったらこれですから恐ろしいとしか。

これも私は帯付きで所持しているんですが、当時、8千円くらいで買えたチャンスを逃して、最終的に1万円超える値段で買う羽目になって頭を抱えていたんですけど、今の惨状見るとあのとき無理して購入して正解だったのかなと思わなくもないです。



というわけで、載せたのはほんの一例なんですが、今こういう状況になっているPCエンジンのソフトが実はかなりあって、蒐集するのはかなりヤバい状況になっていたりするというお話でした。

私ももう蒐集するのは年内で引退するつもりでいるんですが、この状況で蒐集を続けるのはさすがに地獄すぎると震えております。