ちょっと気になったことがあったので、今回は珍しくPCエンジンのソフトの(相場的な)話です。
私、現在もPCエンジンのソフトの蒐集と値段の動向のチェックをやっているんですけど、今年に入ってからとあるソフトがエグイ値段の上がり方していたので、その話をちょっとしてみようかと思います。
PCエンジンのHuカードの「ミズバク大冒険」というゲームでございます。
これの最近のネットオークションでの落札状況がこちら。
今年に入ってから凄い値段になっているんですよね…。
駿●屋とかAmaz●nのマケプレあたりは去年の秋くらいから3万円前後くらいの値段になっていたんですけど、オークションサイトも最近で2件ほどこんな値段での落札があったりという有り様だったり。
ちなみに、私がこれを入手したのは5年くらい前なんですが、そのときは8~9千円くらいで買えたものだったんですよ。
3年くらい前まではそこまで値段も上がっていなくて、せいぜい1万円前後くらいだったんですけど、2年くらい前あたりからオークションサイトでも急に18000円前後くらいでの落札が増えて、去年の秋くらいから中古ショップで3万円くらいになったりしていたと思ったらオークションサイトでもおかしな値段になってきたという。
まあ、この「ミズバク大冒険」に限らず、PCエンジンのゲームの相場が去年くらいからおかしくなってきているんですが、たぶんレトロゲーム全般がおかしなことになってきているような気がします。
なんか、投資家がレトロゲームに目を付けて買い漁っているとかそんな噂話も小耳に挟んだりしましたが、何にしてもこの状況は蒐集する側にとっては地獄以外のなにものでもないんですよね。
私の場合、PCエンジンのゲームは9割近くは既に手に入れている状況なので、あとは撤退の準備進めている段階だから被害は少ないんですけど、それでもまだ手に入れていないソフトもそれなりにあるので困っていたりします。
この状況が今だけの一時的なものだったら良いんですが、去年からずっとこんな感じで今年になってから更におかしくなっているから、終息することは無さそうなのがなんとも頭が痛い話です。
というわけで、まあ、レトロゲームの中古相場が地獄だよという感じのお話でした。
余談ですけど、PCエンジンのプレミアソフト「マジカルチェイス」なんかは5年前は3万円台で買えた時期があったりしたんですが、現在では7万円前後くらいになってまして、このあたりは完全に別次元の世界になっております。
追記
本日、PCエンジンのプレミアソフト「コリューン」が10万円超えの値段で落札されるという。
このソフトも今までは5~6万円台が相場だったんですけど、やっぱりいろいろとおかしなことになっていますね…。