あらすじ
不思議な「彼」との出会い。それが、数奇な運命のはじまりだった……。
華やかさとも成功とも無縁で、幸福や繁栄は手に入らない対岸のもののように感じられる、そんなひとりぼっちの冬の寒い夜。ひょんなことから死にそうな目に遭った私を救ったのは、奇妙で不思議、そして美しい「彼」……レーイだった。
「彼」と「私」をめぐる、数奇な運命を綴った物語。
とりあえず
ぬはぁ!
…ごめんなさい
感想
おもしろいというか、心に響きます。
とにかく第1話が物凄く良いです。あの話で惹き込まれて、そのままの勢いで最後まで読んでしまいました。
全体的な内容のイメージとしては、「キーリ」と「しにがみのバラッド。」を足して2で割ったような感じとでも言いましょうか、切なかったりいろいろ考えさせられたりします。
また、端々に見れるレーイの葛藤を仄めかす様な描写も非常に良いですね。