嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん〈8〉日常の価値は非凡 (電撃文庫)
- 作者: 入間人間,左
- 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
- 発売日: 2009/09/10
- メディア: 文庫
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あらすじ
ばかんすでやってきた、うみがちかくにあるほてるにて。
だれがしんで。だれがしなないか。
僕とまーちやんは、知らない
とりあえず
7巻で最終巻って言った奴誰だ!!(お前だよ
本当に申し訳ございませんでした
何かで最終巻って聞いた様な記憶があったのですが、完全に早とちりだったようです。
3巻のときといい、どんだけこの小説終わらせたいんだ俺は…。
感想
前巻で終わりなんて書いたから罰が当たったのか、今回はなんと500ページ超え。
こりゃ、まともに読んでられないなぁと速読試してみたところ、脳が耐え切れず熱出してぶっ倒れました。
慣れないことはするもんじゃないね…。
というわけで、結局いつものように1ヶ月ほどだらだら読みつつ読了。
でも、今回はかなり面白かったですよ。
話自体は最初の70ページで完結しており、以降、その話がそれぞれの登場人物の視点でオムニバスで描かれていきます。
しかも、みーくんとまーちゃんの出番は最初の70ページだけ。
主人公が不在な話ってのも斬新でしたし、いろんな視点から徐々に真相が明らかになっていく展開もかなり面白く感じました。
あと、何気におっさんの話が良い話で個人的にお気に入りでした。
そういや、最後の方の大学生と親子の会話ってなんだったんだろう?
別シリーズか何かとの関連があったのかなぁ。
あと、最後のアレはショックだった。
正直、次の巻を読むのが物凄く嫌なんですが…。
総括
長かったけど面白い話だったです。
適合度:★★★