葉桜が来た夏〈4〉ノクターン


あらすじ

 ラパーチェ事件での責を負い評議員候補の資格を剥奪された葉桜は、さらに高等法院による監察を受けることになる。
 しかし、やってきた稻雀と名乗る軍務省の憲兵はゴシックロリータ風の出で立ちをした、どこかとぼけたアポストリだった。
 そんな折、東京で反アポストリ派議員が暗殺される。裏で<水車小屋>が暗躍し、アポストリに対する感情が悪化する中、恵吾や茉莉花の身にも危険が迫る。
 情勢はきな臭さを増していき、学は覚悟と決断を迫られるが──。


とりあえず

ネタバレ注意


感想

前回が前回だっただけに、今回ゴスロリが登場しても素直に喜べないのが憎い。

そして、話はいろいろと暗い方向へ進んでいきます。

というか、ここまでくると完全なハッピーエンドは無理ですよね。

そんな中での救いと言えば、学と葉桜の徐々に近づきつつある気持ちの描写にニヤニヤすることくらいでしょうか。(ぇ

あと、VZの描写ももうちょっと見てみたかったかも。



そういやネタバレ的な話になりますが、恵吾は生きていると思うんだ。
そうでなきゃ星祭が葬式にいなかったこととか、最後の登場であんなに冷静だったのがおかしい。
きっとそうだ。そうであったらいいなぁ…。


総括

いや、ほんと。ストーリーがどう決着付くのか気になります。

適合度:★★+