第十二回、GUITAR FREAKS 6thMIX & drummania 5thMIX

曲のラインナップ

初代からこのバージョンまでは曲の削除が殆ど無かったので、このときのラインナップはかなり充実していました。

実は、次のバージョンでは殆どの曲が削除されるということがあったので、GF6th&dm5thは過去曲をプレイするにあたっては非常に貴重なシリーズだったと言えます。
しかも、マルチセッションとGFのツインギターモードもこのバージョンまでは対応していたので尚更価値がありました。(※このバージョンのときは100秒や落書き帳もツインギターがあった)

また、デイドリも次回作では削除されたため、Vシリーズになるまでの間でデイドリと100秒が揃っていたバージョンはこのときだけでした。



曲の感想とか

個人的に新曲関連はかなり思い入れが多い曲ばかりでしたね。

洋楽版権曲の「YOU GIVE LOVE A BAD NAME」とかかなり好きで、よくドラムをプレイしてました。
邦楽版権曲も「夏色」とか「銀河鉄道999」など、結構面白いところを選んだなぁという印象でした。


そして、何よりも「天体観測」の収録でしょう。
初級者や学生などに絶大な人気を得て、常に筐体ランキングトップを独占していたように記憶しています。(この頃は初級者のプレーヤーがかなり多かった時代だった)



また、コナミオリジナル曲もかなり充実していました。
佐々木さんのボビスーや、妹尾さんのプライミ、TOMOSUKEさんのブラジリアン、肥塚さんのイエパニなど、とにかく良曲揃いでした。
それから、後にシリーズ化した小野さんの正論もありましたし、JimmyさんのHERRING ROEはボス曲ではなく通常曲としての収録でしたね。


あとは、BONUS TRACKも人気曲が多かったと思います。
「RIFF RIFF PARADISE」はまさかのメドレー曲だったので初見のときは凄く驚きましたね。
それから、「CLASSIC PARTY TRIATHLON」もクリップと相まって笑いながらプレイしてました。
「MISS YOU」もライトンのロングバージョンですからかなり人気がありましたし、くにたけみゆきさんの名前が認知されるようになったのもこの曲からではないでしょうか。(くにたけさんの参加自体は前バージョンからあったらしい)



EXTRA STAGE

このときのEXTRAはFIREBALLでした。

慣れれば結構簡単な部類の曲ですけど、当時はシャッフルのリズムが分からなくてクリアも苦労しました…。

ギターもちょっとクセのある2連オルタなんですが、見た目で騙されるんですよね。


尚、このシリーズくらいからギターのBSC譜面なんかは難易度下げるためか、チップの数を減らす作り方をするようになったと思います。(ネックボタンの数ではなく、ピックの数のこと)


ENCORE STAGE

佐々木さんのENCORE第二弾は、子供の落書き帳

ちなみに、アンコール到達時点の表記はChildren's Sketchbookでした。


ギターもドラムもこのときは到達しやすかったので、比較的プレイしやすかった曲だったと思います。



ノンストップモード

新しく登場したモードです。
4曲をノンストップでプレイするモードで、コースから選ぶものと自分で選曲するものとランダムで選曲する方法がありました。


通常プレイとの一番の違いは、ゲージの回復が無かったことでしょうか。
それだけに緊張感はかなりありました。




隠し曲

エクストラとアンコールを除けば、ギタドラで初の隠し曲だったかもしれません。

曲は、「COMPLETE CONQUEST」、「HYPNOTHEQUE」、「PRETTY G」で、「HYPNOTHEQUE」以外は家庭用GF4th&dm3rdにオリジナル要素として収録されていました。(家庭用はGF4th&dm3rdで発売が頓挫したので、GF6th&dm5thの曲が家庭用でプレイできたのはこの2曲だけだった)


余談ですが、「PRETTY G」はV5で隠し曲として復活しましたが、V6でいきなり削除されたため、V5で解禁させなかった人にはプレイすらできなかった不遇な曲だったりします。





あとがき

このシリーズは特に何も書くことないだろうと思いながら適当に書いていたら思いっきり長くなったorz

他にも、GFは1曲目はゲージの減りが緩和されているとかいくつか細かいことがありますが、時間の関係上このくらいにさせていただきます。


とりあえず、このバージョンはかなり楽しかったという記憶がありますね。
その次の作品が結構黒歴史だったので尚更…。