今回はちょっと重い話で申し訳ないんですが、我が家で飼っている猫のチャタが糖尿病で危険な状態になっていました。
まだ病院に預かってもらっていて予断を許さない状態なので安心は出来ないのですが、今日は少しだけ回復したように感じています。(とは言っても動くことすら出来ない状態です)
猫って人前では体調が悪いことを見せないようにする生き物だというのは話としては聞いていて、もし具合が悪そうだったら手遅れということが多いということも知っていて気を付けていたつもりだったんですが、実際、ここまで分からないものなのかと痛感しました。
また、いくつかはその兆候は発見していたものの、自分の無知によりここまで急速に状態が悪くなるものだと思い至らずに放置してしまったことが後悔してもしきれません。
というわけで、自戒と認知の意味でどういう兆候や症状があったのかを書いておきたいと思います。
チャタ
先月、7歳になったばかりの雄の茶トラ。
去勢手術済みで、その影響でよく食べるようになり太っていたんですが、つい食べさせすぎてしまい、結果として糖尿病になっていました。
兆候などがあったのは1ヶ月ほど前で、そのときのことから順に書いていきます。
1ヶ月前
尿の量が多くなりました。
この時点で病院に行くべきだったんですが、暖かくなって水をよく飲むようになったからかと間抜けなことを思っていました。
一応、尿が多くなることについてググったりはしたんですけど、糖尿病や腎不全などの可能性は分かっていたものの、どのくらい危険が差し迫っていたのかが分からなかったのが一番痛かったです。
これを読んでいる猫飼いさんは、猫の尿が多くなったらすぐに病院に連れて行った方が良いと思います。
1週間前
ちょうど急に暑くなった日で、チャタが吐いていました。
ただ、吐くのは猫にとっては割とよくあることで、ちょうどミケも同じように吐いていたこともあって、この時点では暑さで体調を崩したのかと考えていました。
このときは体調が悪そうに見えなかったんですが、一つだけ気になったのは、普段あまり行かない場所で香箱座りしていたのが少し印象的でした。
けど、そこまでおかしいと思える判断材料が見付けられなかったことと、糖尿病になっていると知らなかったこともあり、様子見をしてしまいました。
金曜日
火曜日以降は普段どおりに見えていたので油断していました。
金曜日の朝にチャタが何故か風呂場に行ってじっとしていました。(体を冷やそうとしていたらしいんですが、これがかなりダメだったらしいです)
その後も風通しの良い場所で蹲っていたりしたんですが、この時点でかなり元気が無いのが見て取れました。
おかしいと思ったんですけど、近所の動物病院が休みだったこともあって様子見してしまったことが本当に失敗でした。
夜になってチャタは3,4回ほど胃液のようなものも吐いていて、さすがにこれは拙いと思い、翌日遠くの病院へ。
土曜日
病院についたときはかなり危険な状態だったそうです。
「助からないかもしれない」と言われましたが、それでも治療をお願いしました。
ここまで状況を悪くさせてしまったことを心から後悔しました。
今日
夕方頃に面会してきました。
保温機に入って点滴をしてる状態で、ぐったりしていたんですが、声をかけたら目を開けて少しだけ反応してくれました。
まだ危険なことに変わりがありませんが、昨日よりは少しだけ状態が落ち着いているそうです。
おわり
というわけで、ちょっとぐちゃぐちゃな内容になってしまいましたが、チャタの話をさせてもらいました。
上でも書いたんですが、猫ってここまで体調の悪さを見せないのかと改めて思い知ることになったことと、少しの兆候を見逃してしまったことが悔やんでも悔やみきれません。
こうして客観的に振り返って見ると一つ一つの小さな兆候があったことが分かるんですが、日々の日常の中でこの小さな兆候を見逃さないようにするのは本当に難しいことだと思い知りました。
チャタは私の側にいることが多いのに気付かなかったわけですから、私が家にいるときにあまり起きてこない他の猫が病気になったときなんかはそれこを気付かないんじゃないかとゾッとなりました。
2週間くらい前にこんな動画↓を見たりみしていたのにこういうことになったのはもう飼い主失格としか言えませんね…。
チャタはまだ危険な状態であることに変わりはないんですが、それでも本当に最悪なことにならなかったことだけは救いだったのかなと思います。
まだどうなるか分かりませんが、家に戻ってこれることを願いたいと思います、