今日はゲーセン行っていないので、ちょいと趣味の話やりますよ。
私、Raspberry Piという小型のコンピューターを持っているわけなんですが、これにRaspbianというOSをインストールしてデスクトップPCのような使い方もできるものなんです。(※過去記事リンク)
ただ、これ、LinuxベースのOSなので、Windowsのソフトは動きませんし、LinuxベースでもCPUがARMということもあってLinuxのソフトも動かないものが多いという。
年末にwineが動かないとか言っていたのもそのたりが原因なんですが、おかげで遊べるゲームの選択肢が物凄く少ないわけなんです。
というわけで、今回、休み中にRaspbianで遊べそうなフリーのゲームをいろいろと発掘してみたので、簡単に紹介してみようかなと思います。
基本的にはRaspbianに搭載されている「Add / Remove Software」の機能使って見付けてきたゲームを動かしてみた話になります。
尚、時間の都合上、それほど多く発掘してきたわけではありませんので、その点はご容赦ください。
Chocolate Doom / FreeDM
wine失敗したから今度はDOSBOXでもインストールしてDOSのフリーゲームでも試そうかなと思っていたときに、ふと、「DOSと言えばDOOMのパッケージとかあったりしないかな?」と思って検索かけてみたらChocolate Doomってのが出てきたので「なんだこれ?」と思ってインストールしたのがこちらになります。
DOOMというのは元々DOSの有名なゲームでして、いわゆるFPSものなんですが、そのFPSの代表格と言われるほど人気と歴史のあるゲームなのだとか。(※Wikipediaのリンク)
生憎と私はDOS関連のゲームは全く知らないんですが、それでもDOOMの名前くらいは知っているくらい知名度があります。
ちなみにRaspbian上での動作ですが、特に問題無く動くようなので、たぶんちゃんと遊べるような気がしました。
あと、このChocolate DoomはWindows版もあるので、気になる方は試してみてはいかがでしょうか。(※リンク先)
NetHack
DOOMがあるならRogue(ローグ)もあるかと思って検索してみたらこれを見付けました。
これはいわゆるローグライク系と言われるものでして、『トルネコの大冒険』みたいなものだと思っていただければ間違いでは無いかと。
ローグライクの語源になったRogueというのは1980年代初期のゲームなんですが、UNIXで普及した経緯なんかもあって、本来はグラフィックじゃなくて文字ベースで表現されるインターフェースだったりします。(今回インストールしたやつはグラフィックが追加されたものでした)
非常に歴史があって多くの派生作品が作られたゲームなんですが、その派生の直系のNetHackも今尚根強い人気のあるそうで、そのあたりの歴史も調べてみると結構面白いかもしれません。(※Wikipediaのリンク)
操作はキーボードからのコマンド操作が主体なんですが、インターフェースが英語なこともあって操作が分からず、今回遊んでみたときは挫けました。
もし、Windowsで遊んでみたい方は変愚蛮怒という日本語のインターフェースの亜種があるので、そっちで試してみるのが良いかも。(※リンク先)
余談ですが、ダンジョン探索のゲームはローグライクって呼ぶわけなんですが、2Dアクションの地下探索系のゲームなんかは有名なメトロイドとキャッスルヴァニア(悪魔城シリーズ)の名前を合わせて「メトロイドヴァニア」ってジャンル名があるんだそうです。
FreeCol
有名なシミュレーションゲーム「Civilization」シリーズの一つである「Colonization」のクローンゲームだそうです。
びっくりしたのは最初から日本語表示に対応していたことなんですけど、Linuxのゲームで日本語に対応しているのって割と珍しい気がします。
動作自体は問題無さそうなんですけど、私はこういうゲームを遊んだことが無いこともあってシステムがいまいち理解できませんでした…。
ちなみに、Civilizationのクローンゲームは他にFreecivというものもあるそうです。
Micropolis
CivilizationのクローンゲームがあるならSimCityもないかなと思って調べていたら見付けたのがこれ。
Battle for Wesnoth
Linuxのゲームを適当にググっていたときに見付けたゲームなんですが、「どうせRaspbianのパッケージは無いだろうな」と思ってダメもとで検索してみたらあったから逆にびっくりしたという。
ターン制のストラテジーゲームのようで、グラフィックも綺麗ですし面白そうなんですよね。
動作も、見た目が重そうな割にサクサクと動きましたし、問題無く遊べそうな感じでした。
Flight of the Amazon Queen
実は、「princess maker」でパッケージ検索したらこのゲームが引っかかったので、「なんだこれ?」と思ってインストールしてみました。
ちょっと遊んでみた感じ、SFCのワンダープロジェクトJを彷彿させるようなクリックゲームみたいです。(※プレイ動画リンク)
ドット絵も凝っていますし、これも割と面白そうな気がしましたが、Raspberry Piだとちょっと動作が重いかも。
終わり
というわけで、Raspberry Pi(Raspbian)で遊べたゲームをいくつか紹介してみました。
思ったよりも遊べるゲームが多かったのが意外でしたが、実はまだ他にもいろいろとあるので、気が向いたらまた紹介したいなと思います。