とらドラ!6

とらドラ! (6) (電撃文庫 た 20-9)

とらドラ! (6) (電撃文庫 た 20-9)

あらすじ

文化祭以降、少し距離が縮まったような竜児と実乃梨。
一方、学校内には大河と北村が付き合っているという噂が流れる。
そんな中、迫る生徒会長選挙でも本命と目されていた北村は突然…… グレた。


感想

ゆゆこ様の小説は、ほんとキメるところをきっちりキメてますよね。

「踏み出したい一歩があるんだろ!? あるから迷うんだろ!? そんなもんがねえ奴は、そもそも行こうかどうしようかなんて迷わねえよ! 行きたい方向が、その先が見えてるからビビるんだ! それはてめえが一番わかってんだろうが! とっくに、てめえの腹は決まってるんだよ! とにかく下ろしゃいいんだ! それ以外に、なにがあるんだよ!!」

兄貴!!
登場シーンもそうですが、この台詞はかっこよ過ぎでした。

罪悪感?

なんだろう? 竜児が好きなのを大河に言えないことかとも思ったんですが、P106での竜児とのやり取り読んでいるとなんか違う気がする。やっぱり北村なのだろうか?

亜美の存在

何気に良い味出してます。時折見せる本音のような部分とか、意外と周りに気を使っている部分とか。
ゲームだったら一番最初に攻略したいキャラですな。(オイ

マニアック

ゆゆこ様って何気にマニアックな方向に引き出しが広いですよねw

ばかちーには頭脳、気品、優雅さetc、そしてなにより優しさが足りない。

こんなスクライドネタとか。

あと、替え歌の元ネタって、ラムのラブソングしか分からなかった・・・。

総括

とにかく安心して読める1冊。
ああ、早く続きが読みたい。


適合度;★★★+