- 作者: 竹宮ゆゆこ,ヤス
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2007/12/10
- メディア: 文庫
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あらすじ
文化祭以降、少し距離が縮まったような竜児と実乃梨。
一方、学校内には大河と北村が付き合っているという噂が流れる。
そんな中、迫る生徒会長選挙でも本命と目されていた北村は突然…… グレた。
感想
ゆゆこ様の小説は、ほんとキメるところをきっちりキメてますよね。
「踏み出したい一歩があるんだろ!? あるから迷うんだろ!? そんなもんがねえ奴は、そもそも行こうかどうしようかなんて迷わねえよ! 行きたい方向が、その先が見えてるからビビるんだ! それはてめえが一番わかってんだろうが! とっくに、てめえの腹は決まってるんだよ! とにかく下ろしゃいいんだ! それ以外に、なにがあるんだよ!!」
兄貴!!
登場シーンもそうですが、この台詞はかっこよ過ぎでした。
罪悪感?
なんだろう? 竜児が好きなのを大河に言えないことかとも思ったんですが、P106での竜児とのやり取り読んでいるとなんか違う気がする。やっぱり北村なのだろうか?
亜美の存在
何気に良い味出してます。時折見せる本音のような部分とか、意外と周りに気を使っている部分とか。
ゲームだったら一番最初に攻略したいキャラですな。(オイ
マニアック
ゆゆこ様って何気にマニアックな方向に引き出しが広いですよねw
ばかちーには頭脳、気品、優雅さetc、そしてなにより優しさが足りない。
こんなスクライドネタとか。
あと、替え歌の元ネタって、ラムのラブソングしか分からなかった・・・。
総括
とにかく安心して読める1冊。
ああ、早く続きが読みたい。
適合度;★★★+