モーフィアスの教室2


モーフィアスの教室〈2〉楽園の扉 (電撃文庫)

モーフィアスの教室〈2〉楽園の扉 (電撃文庫)

あらすじ

現実を浸食する悪夢《夢神》・ヨミジを辛くも倒した直人は、夢と現実世界を隔てる《扉》を開く黒い鍵・モーフィアスを手に、《扉の民》として《夢神》と闘う決意を固める。
一方、直人と共に闘うことを心に決めた綾乃は、直人の家に半ば無理矢理に住み着いてしまう。
同居の事実をひた隠すため苦心する直人と綾乃だが、同級生の棗は何かに気が付いたようで…。
そして事情を知らない直人の妹・水穂は、綾乃に嫉妬の念を燃やすが、その周囲には新たな《夢神》の気配が!

感想

相変わらず暗いつうか、ダークなんですよね、良い意味で。
とにかく、とことん状況が悪い方向に転がっていくから読んでてハラハラしっぱなしです。
でもって、真相が明らかになって更に目が離せなくなるわけですよ。


あとは、キャラの描写も良いのでそのあたりは安心して読めますね。


そして、この小説唯一の笑いどころ。

我が家はすっかり、欲望の館に……

おかげで、この発言をした人の株が急上昇w

総括

なんとなく、佐藤ケイの「LAST KISS」とか好きな人にはお勧めな気がするんだけど、どうだろう?
次巻も非常に楽しみです。

適合度:★★★+