とある魔術の禁書目録18


あらすじ

 インデックスが所属する『イギリス清教』の総本山・ロンドン。その魔術の都が、騎士団長を頭首とする『騎士派』のクーデターにより堕ちた。その影響はイギリス国内全土に及び、市街では一般市民が軍に拘束されるという異常事態に陥る。『騎士派』の“変革”が進行する渦中、魔術師擁する『清教派』は各所で抵抗戦をつづけるのだった。
 インデックスを救うためフォークストーンに向かった上条当麻は、ついにクーデターの主謀者の元にたどり着く。そこで出会ったのは、『神の右席』後方のアックアだった。彼が刃を向けている先には、イギリス第二王女・キャーリサの姿が。


とりあえず

ネタバレ注意


感想



ついにその姿を現した大妖精チラメイド!!

堕天使エロメイドとの直接対決が行われるかと思ったその矢先、なんと第三の勢力女神様ゴスメイドの影が!!!


女神様ゴスメイドの正体とは一体!?
そして、この闘いの頂点に立つのは誰だ!?



感想・リテイク


今回はとにかく後半が熱かった!
やっぱりこのシリーズはこうでなくちゃ。
前半のナイトリーダーとアックア戦のような理屈っぽい闘いも良いんですが、後半の勢いで押し切るような話がこのシリーズの持ち味だと思うんですよ。


あと、一見悪者に見えたキャーリサの行動にも相応の想いがあったわけで、誰かを悪者にしない話というのも相変わらず好きですね。
でも、さすがにフィアンマは悪者だと思いますけど。


そして、女王様が格好良すぎる。(もちろん挿絵のイラストも!
9000万人のヒーローのとことか、変なテンションで読んでいたのもあって凄く楽しかったです。


個人的に17巻の評価はあまり高くなかったんですが、18巻と合わせることで評価も上がりました。



そういえば

結果として3回目のバンカークラスターは不発に終わりましたけど、あのときキャーリサは当麻達を殺そうとしたんでしょうかね?
騎士派を殺していなかったのは、最終的に責任(?)のためであって、誰も殺さないようにしていたわけではなかったんでしたっけ?
まあ、たぶん殺さなかったんでしょうね。これはきっとそういう話なんだ。



総括

今回は面白かった。

適合度:★★★++