第十回、KEYBOARDMANIA 2nd MIX


1stの売り上げが悪かったのか、私の住んでいた地域では2ndは入荷しませんでした。
当時は遠出することもままならなかったので、2ndをプレイした回数は5回程度だったりします。
だから、今回は思い出補正しながら適当に書きます。


初見のトラウマ

たまたま遠くのゲーセンに行って、最初に2ndを見つけたときの話。

これでも1stはレベル5くらいまでそこそこクリア出来たので、とりあえず最初は様子見と指慣らしのつもりで1stの簡単な曲を選んだんですよ、何も知らずに


そしたら、1stではゴーストノーツだったチップが2ndでは譜面に追加されていて、いきなり退場させられました

しかも、難しくなっているにもかかわらずレベル表記は下がっていました…。


つまり、2ndでは更に難しい曲が追加されたので、全体のレベル表記が下がったってことなんですが、これ以上難しくしてどうするんだって思いましたね。

特に1stではレベル6だった曲が更に難しくなったのにレベル5になっていたのは衝撃的でした。



空打ちミス

1stだと、現在のギタフリXG3のようにチップの直前の空打ちはミスになる仕様だったんですが、2ndはどこで押してもミスなったと記憶しています。

つまり、この仕様によってただでさえ難しいのにどうしようもなく難しくなりました



おそらく、難易度の上昇と空打ちミスの仕様で、殆どのユーザーは手も足も出なくなったんじゃないかと思います…。



LIGHTモード

初心者向けに1オクターブ(12鍵盤)だけ使うモードが出来ました。

ただ、そこからのステップアップが非常に難しかった上に、上記の理由で中級者くらいまでも振り落とした感があったので、このバージョンで挫折したユーザーはかなり多かったんじゃないかと思います。



Presto

このときの最難関曲でした。

ただ、この曲はキーマニ専用曲ではなく、実は弐寺3rdからの移植でダブル譜面もありませんでした。

そのあたりのガッカリ感もあったとかなかったとか…。






あとがき

とりあえず、黒歴史だったんじゃないかなぁと思います。


この頃はゲームを難しくすればユーザーもやり込むという考えがあったんじゃないかと思いますが、そもそもユーザーを育成せずに難易度だけ跳ね上げたらどうなるかというのは火を見るより明らかではないでしょうか。

その点、当時のギタドラはユーザーの育成が成功していたんじゃないかと思います。(ただし、デイドリはどうかと思いますが)


あと、この反省が活かされているのか定かではありませんが、jubeatが稼動したときなんかライトユーザーを上手く獲得したなぁと個人的には思っていたりしました。

そして、ユーザーからの搾取も非常に上手くなりましたよね…。



次回は、GF5th&dm4th&KM3rdを予定。