Windows10でYAMAHA S-YXG50を使えるようにした話と忘備録


今回はPC関連の忘備録的な話です。

先日、S-YXG50ってのがあったなぁと思い出して、今どうなっているんだろうとググってみたら、なんかWindows10で使えるらしいのでちょっと試してみたという内容です。

S-YXG50ってのはその昔、YAMAHAが販売していたソフトウェア音源で、後に無料公開されたものでして、私もWindowsXP時代に使っていたりしたものなんです。

その後、Windows7に乗り換えてからはMIDIの設定とかが面倒なことになって使えなくなってしまったんですが、Windows10も含め使えるようにする方法があったことに驚きました。


というわけで、ここから設定方法なんかを簡単にまとめておこうかと思います。


参考サイト



以下、手順ですけど、上述の「サクラでのS-YXG50導入方法」をほぼ踏襲する形になります。


S-YXG50 VSTiの入手

マイクロソフトのサイトで未だにS-YXG50がダウンロードできたりするですが、このままだと使うことができないので、パッチ当ててVSTプラグインにする必要があったりします。

他の解説サイト見るとYAMAHAMidRadio Playerダウンロードして、その中にあるS-YXG50のDLLにパッチ当てたりする方法もあるようですが、実は既にVSTi化したS-YXG50が公開されていたりもするので今回はそこからダウンロードします。

リンクは↓

https://veg.by/en/projects/syxg50/

ダウンロードしたら任意の場所に解凍。



MIDI Driverの入手

上述のリンクに先にVSTi MIDI Driverもあるので、それもダウンロードしてインストールします。




MIDI Mapperの入手

「サクラでのS-YXG50導入方法」だと「MIDIせれくたー」というツールを手に入れる必要があるんですが、リンクが消滅しているので、代わりにCoolsoft MIDI Mapperで代用します。

https://coolsoft.altervista.org/en/midimapper



MIDI Driverのインストール & S-YXG50の読み込み

MIDI DriverをインストールするとWindowsのコントロールパネルにVST MIDI Driverのアイコンが出るのでそれを起動。


「Load VSTi…」のボタン押してS-YXG50の「syxg50.dll」を読み込む。




MIDI Mapperの設定

同じくコントロールパネルから「Coolsoft MIDI Mapper」を起動して、「VST MIDI Synth (port A)」を選択。



これでメディアプレーヤーなどでMIDIファイルを開くとS-YXG50で再生されるようになります。




というわけで、Windows10でS-YXG50を使えるようにする手順の簡単なまとめでした。

最近はMIDI音源を使うことはほぼ無いので今後使う機会は無さそうですけど、懐かしかったので試してみた次第です。

もう少し時間があれば他にも試してみたことがあるんですが、今はちょっと無理そうなのが残念でございます。